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映画:ニーゼと光のアトリエの感想【号泣メルトダウン】


今日は久々に映画館へ行ってきました。

閉じ込められている感じがする/途中で出にくい/自由に動き回れない/お行儀よくしなければいけない/長時間拘束されるプレッシャー/等が気になって映画館とかライブが少し苦手なのですが、それ以上に映画は素晴らしいものだなあと再確認させられました。

ブラジルのとある精神科病院が舞台の「ニーゼと光のアトリエ」という映画を観ました。アートセエラピーがポピュラーでない時代の実在した人物についてのお話です。

結果から言うと私は号泣し、ほぼ1時間半泣き続けました。実際にそんなに号泣するする映画ではないようで、映画館から泣きながら出て来たのは私だけかもしれない、、うう、、

さて、一体何がそんなに泣けたんだい?ということですが、まだよくわかりません。なので、ここで思い返してみたいと思います。(Spoiler alert⚠観てみたい人は以下ネタバレに繋がるので予告編だけどうぞ。)

映画:ニーゼと光のアトリエ(予告編)

ニーゼと光のアトリエ公式サイト

01_最初から恐ろしかった。40年代の医療技術

1940年代に精神科病院にニーゼという主人公のお医者さんのおばさんが数年ぶりに帰って来て、病院の医者会議で頭良さそうに話している医者たちがとんでもない治療法で精神患者を治そうとしていて、ぞっとしました。

全く患者を人間のように扱っていないし、前頭葉をアイスピックで壊して?感じる能力を無くさせる手術(何も感じられないなんて生きている意味あるのか…?)とか、電気ショックで死ぬほど刺激を与えて終わりみたいな、人件無視した治療ばかり推し進める医者(実際そうした方が儲かる)に悲しくなってまず泣きました。

02_ニーゼが優しすぎた

ニーゼは患者のことを「クライアント」と呼ぶ。クライアントのために辛抱強く試行錯誤して回復の手助けをすると決め、「黙れ!」とか、「座れ!!」とか、他の医者のように患者を縛り付けて終わりみたいなことはしない。

しっかり患者のことを見て、会話を試みました。それはしかも一般的な会話だけじゃなくて絵を書かせたりして患者の精神状態や不安定になっている原因などを知ろうとしました。

口出しをせず、自然体に振舞わせて、積極的にコミュニケーションの方法を模索しているのに泣けました。。

多くの人間は言葉を上手く使ったり、それでうまく人とコミュニケーションをして色んなことを乗り越えて行くと思いますが、精神患者はそうはいきません。

例えば私が失恋の傷を3日でぽかんと癒すことができても、ある人は何年もかけて整理するかもしれません。そして、言語能力を失った人たちは対話をオルタナティヴな方法で求めているかもしれません。

当たり前に「話せ」と言われても無理だし、どうしても自分基準で相手に理想の動きをさせようとしたりしますが、そんなの糞意味ないんだってニーゼは分かっていて、患者とオープンにコミュニケーションを試み続けていて、泣けました。

03_ニーゼの仲間もいい人すぎた

ニーゼの型破りな試みを見て、一人男の人が「アートに興味があって、、ここにアトリエを作りませんか?」って声をかけて来ます。

この時点で「私もアート好き😭😭超賛成😭😭」と、泣けました。

他にもアートセラピーに関心のある女性も仲間に加わります。みんな新しい試みに抵抗がない感じで、良い人たちだなあと思いました。病院内のカースト的トライブからクラスタが生まれた瞬間でもあったかと思います。

最初は絵の具を手で触ったり、感覚的な使い方で抽象的な絵を描く物が多かったけど、だんだん具体的になっていく。そうするとだんだん何を対話したがっているのか分かってくる。そうやって時間かけてサボらずに向き合って行くとこに泣けます。

最初マンダラみたいな無意識化にあるものを表現したようなものがたくさん描かれていて、その絵の写真をフロイトの弟子的なユングに送ったらちゃんと返事が来たみたいです。

ニーゼはこの時代に超前進的なことをしていたんですね。

創作活動を続けて行くうち、どんどん患者の表情は明るくなり、暗くて不衛生なイメージの院内がアトリエのおかげで光を取り戻していきます。

04_病院内の派閥、動物殺し

動物は飼い主と認識した人物とちゃんと愛情を育むからセラピーには大事な存在。だんだん院内に犬の数も増えて、患者は順調に犬と信頼関係を築いていき、精神の安定や安らぎに繋がっていました。

「マーダーラアアアア!!!」

ある日庭に出ると患者たちが大事にして来たペットが皆殺しになっている。多分病院内のエラそうにしている医者の仕業かも。患者たちは一気にメンタルが崩れ、最初のように凶暴になる人も出て来ました。

これだけ回復していたのに、一気に打ちのめされました。超大事にしていたパートナーたちの死がどれだけ患者にとって辛いことか、、

ひどすぎて号泣しました。本当に暴力とか無駄な殺生やめてほしい、、。

悲しすぎて「一体どうしたらこんなことができますか!?!?」と普通に叫びたかったです。

05_「科学が邪魔をしたって芸術で世論を動かせばいいじゃないか」

ブラジルで当時最も有名だという画家がこの精神病院のアトリエに訪れ、無意識を見事に表現した開放的な絵たちを見ます。これこそがアートではないか!というような感じで感銘を受けます。

前半部分が絶対に少し違いますが、「科学が邪魔をしたって芸術で世論を動かせばいいじゃないか」的な発言があったんですけど、それでなんかすごい泣けました😭

この人有名画家な上すごい良い人じゃないか、、と。

文明とか科学とか政治的なことで、間違った方向に進んでしまっているものに対して、まだ芸術という武器が残っている…!みたいな。

結局その有名な画家が主体となって病院外で展覧会を開き、着飾った人たちがたくさん見に来ていたのが印象的でした。

06_思い出のマーニーでも号泣したけど、共通点があるのかも

この映画は「私の武器は、愛と絵筆」というキャッチコピーで打ち出されていたのですが、本当に素敵なことだと思います。

「思い出のマーニー」という映画でも謎にぶっ通しで号泣したんですが、共通点はかたくなに心を閉ざした子がだんだんと心を開いて行く様子が描かれているところでしょうか。

そんな場面あったっけ。実際あんまり共通点ないかも…

とにかく、他人と少し違うからといって阻害される様子とか、周りの人の不器用さとか、、そういうのに弱いです。なんて人間って自分と違うものに対して怖がりでコミュニケーションに怠惰なの、、みたいな絶望感とか。

 

涙を拭くのがキリがないくらい泣いて、そのまま垂れ流しにしておきました。泣きまくって浄化されました。カタルシスです。自分に何ができるかわからないけど、とりあえず人を愛そう!と思いました。

Spread love, not hate😭💕

 

相変わらず日本語中級レベルの適当すぎる感想ですが、読んでくださった方ありがとうございます。

 

それではまた次回のブログポストで。

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