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ナディア・ローズ:UKラップ聴こう【グライム】


Spotify日本上陸してからやっと使い始めました。便利すぎますね。

さてグライムはいつもめっちゃかっこ良くて大好きですが、最近はとっても若くて才能溢れる女性MCのNadia Roseナディア・ローズを聴いてみました。

ところでグライムとはどんな音楽?

グライムは2000年ごろに発生した新しいジャンルで、私はグライムのことやジャンルのことはよく分からないのですが、ラップ×UKガラージ/2ステップというイメージです。

UK独特のアクセントがたまりません。アメリカのラップとはまた違ったキレやクールさがあります。

もう17年くらい前からあるということですが、初期だとDizzee Rascal、近年だとskepta(スケプタ)とか、STORMZY(ストームジー)が有名でしょうか。Skeptaの「Shut down」という曲のおかげでイギリス以外の国の人でも「ああ、グライムか、聞いたことあるぞ」ってなった人が増えたのではないでしょうか。

Skepta featuring JME – #ThatsNotMe

Skeptaはこの曲で俺は誰とでもセックスするわけでもキスするわけでもないしブランドものももう興味ないよと言っています。グライムで活躍してるとステレオタイプのギャングスタに見られたりするけどそれは全然俺じゃないよってことでしょうか。

昔トラップハウス(クラックハウス:ドラッグを売る場所)でその場しのぎでお金を稼いでいたなど、苦労されていたようです。

あとは、全然関係ないけどこのラインが個人的に印象に残っています。「Man talk shit, I just smile and flush」おまえのしたクソみたいな話しを(聞き)流す。

Lady Leshurr やLady Lykezなど、UKで活躍する女性MCたち

UKのラップ界隈ですがLady Leshurr(レディ・リーシャー)、Paigey Cakey、Lady Shocker、Nolayなど、男性だけでなく女性MCが続々と活躍しています。

みんなフリースタイルがやばいです。ナディア・ローズもストームジーも23歳と若いです。

Lady Leshurr と Lady Lykezのフリースタイル

迫力がありすぎますね。爆弾投げ合ってるみたいです。レディ・リーシャーの「Queen’s Speech」というフリースタイルもたくさん種類があるので、聴いたことない方は是非どうぞです。

 

フリースタイルとNadia Roseのファーストアルバム「Highly Flammable」

Highly Flammableって「めちゃ燃えやすい」という感じの意味ですね。

Nadia Rose – Tight Up

BBCのSound of 2017で5位に選ばれました。インタビューはこちら

いい声してますね。茶目っ気たっぷりでかわいいです。キツキツで食い込んで苦しいくらいのスカートについてユーモラスに歌っている、、?

Nadia Rose – Skwod
ダンシーなトラックは楽しくて踊りたくなってしまいますね。

Skwod/Skwodyとはsquadをもじったものでしょうかね。squad(スクワッド)は仲間、チーム、小さな集団を指すスラングとして近年若い子を中心に好まれて使われていますよね。軍隊を想像させるような〜班、〜隊や〜団というような意味でもあります。

歌詞からもNadia Roseのかっこよさ、Badassさや仲間のクールさが伝わって来ます。深いことを考えずに楽しめるし、現代っ子の行進曲のようです。

これは女の子の仲良しグループのテーマソングとしてピッタリでしょう。

ナディア・ローズのフリースタイル

ビートボックスの人もすごいけど笑 スピードアップしてからまたかっこいいです。

 

Blackpool Grime/ブラックプールグライムとトロール

わずか12歳の子でもグライムやっているみたいですね。今やインターネットのおかげで誰でも音楽が発信できるし、誰でもそれを受け取ることができてしまいます。Little T少年はじめSoph Aspinという少女はインターネットで有名になりました。

どちらもマイナーな地域と言えるイングランドのブラックプール出身です。一般の人たちが真似できないようなフローをぶちかましますが、若さゆえレイシズムを感じられる言葉を使ってしまったり、不謹慎なことも言ってしまったりします。しかもネットなので半永久的に残ってしまいます。

それで信じられない量のネットバッシングに遭っていましたが、それはほとんど成人した大人によるものです。この歳の子供は何を言っているかも分からないこともあるはずですし、ポリティカルコレクトネスに引っかかってしまう点は年齢や経験ゆえ圧倒的に多いでしょう。インターネット上の大人による子供いじめは今に始まった話ではないですが、インターネットリテラシーにおける大きな問題と言えるでしょう。

ブラックプールでラップを頑張って、存在やカルチャーを広げようと頑張っている人もいます。こういう地域に根付いた音楽はおもしろくていいなと思います。人あっての地域だし、人あっての音楽だと思います。

Form 696というリスクアセスメントの決まりができてから警察とイベント側が揉めることが多くなったロンドン。ヴィーガンでノンスモーカーのMCがいたりとか、単純に音楽を安全に楽しもうとしている人たちがグライムという音楽のエッジィさゆえ規制の対象になってしまうのはちょっと悲しいですね。

 

Nadia Roseはリオのオリンピックでイギリス大使館のグライムショーケースでパフォームしたりしたそうですね。グライムの楽しさをより多くの人に広める存在になるかもしれません。

男性のゴリゴリグライムだけでなく、女性MCのお茶目でかわいくてエッジィなものも楽しいです。

グライムを聴いたことがない人は是非今注目の女性MCたちを聴いてみてはいかがでしょうか。

 

それではまた次回のブログポストで。

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