1. >
  2. >

Vegan(ヴィーガン)の健康面でのメリット


ヴィーガンの健康面における3つのメリット

適切に計画された”ヴィーガン”の食生活(以下、プラントベースの食事)は健康面で多くのメリットをもたらすと言われています。この記事の中ではその中から3つのメリットを紹介します。

 

1. 生活習慣病(ガン・心臓病・糖尿病)の予防

まず第一に病気の予防です。多くの先進国では糖尿病などと並び、心臓病、ガンが死をもたらす病気になっています。日本では約2人に1人がガンになります。

これらは全て生活習慣病と言われています。生活習慣を構成する要素は、食事、運動、ワークスタイル、睡眠などが挙げられますが、想像に難くなく、食事は最も体のコンデションに影響を及ぼします

これだけ多くの人が生活習慣病に掛かる、現代の食生活に疑問を感じてヴィーガンに辿り着く人は少なくありません。プラントベースの食事がこれらの生活習慣病を予防・改善する事は、研究によって証明されています。

 

動物性食品と病気の関係性・メカニズム

アメリカの予防医学の権威であるコリン・キャンベル氏が行ったチャイナスタディでは広大な中国において、多様な食生活を営む人々と健康状態や病気の罹患の関係性を明らかにしています。

この研究では、心臓病やガンなどの病気の罹患率が動物性食品の摂取量に応じて高まることを明らかにしました。さらにフィリピンでは裕福で動物性食品を摂取する層の若者において、乳がんなどの発生率が高いことが明らかになりました。

メカニズムについて、動物性のたんぱく質や脂肪は心臓病であれば血管の中に血流を妨げるプラークを作る原因になること、ガンであればがん細胞の増殖や成長を促進するエサになる(特にカゼイン)事などが、彼の著書で説明されています。

また、アメリカで心臓に何らかの疾患を抱えた患者にプラントベースの食事を施した場合の劇的な改善例など、統計的な検証に留まらず、実証的な検証も行っています。

 

牛乳と骨粗しょう症の関係性・カルシウム摂取のパラドックス

日本でも高齢層に多い、骨粗しょう症についても、酪農国で牛乳の摂取量の多いデンマークでは罹患率が他の先進国と比較して非常に高い水準にある事は有名です。

これは牛乳に含まれる動物性たんぱく質の摂取により体が酸性に傾き(Phバランスと言われカラダは常に中性にしようとしている)、中和の為に体内に貯蔵されたカルシウムを利用され消費してしまう為です。

このカルシウムを牛乳から摂取してもパラドックスなことに害になってしまう。この事は多くの人にとって非常に意外でショッキングな事かもしれません。

 

スーパーフードで知られるようになった抗酸化物質(ファイトケミカル)

動物性食品を排除したプラントベースの食事では野菜や果物が多く登場します。これらの食品に多く含まれるのは、微量栄養素とよばれるビタミンやミネラル、そして食物繊維です。

これらを聞いて、「カラダに良いと言われているモノ」という印象を受ける人は多いのではないでしょうか。

また、ビタミンを中心に、抗酸化物質(ファイトケミカル)が多く含まれます。

日々の様々な原因によるストレスにより、酸性に傾いたカラダを中性に戻し、ストレスにより受けたダメージからの回復や抵抗力を高めてくれる物質です。

昨今よく話題になるチアシードやアサイーなどはこの抗酸化力によって注目を浴びています。

ガンの予防や代替医療に有効だと言われているゲルソン療法もニンジンを中心とした植物由来の素材に含まれる抗酸化力によら、人間本来の治癒力の発揮が主軸に置かれています。

 

このような病源になる動物性食品を排除し、良質な微量栄養素の多量摂取ができることは、ヴィーガンな食事の大きな健康的メリットという事ができます。

 

2. 食の安全性の確保

第二のメリットとして、動物性食品の排除により、食の安全性を高める事ができます。

牛肉、鶏肉、豚肉などには、特有の病気のリスクが付きまといます。狂牛病、新型インフルエンザなどの類です。現代の高度に管理された生産プロセスにより一定の安全性は確保されていますが、完全に排除することはできず、実際に被害にあってしまった際は多大なるダメージをもたらします。

次に食中毒です。植物性の食品では起こらないという事ではないですが、動物性食品の生体内での繁殖や、加熱不足などにより発生するケースが非常に多いです。

食中毒の発生でよく焼肉店が現場になりますが、それだけリスクの高い発生源だということです。

 

食物連鎖の上位であることが意味するもの

また、動物は食物連鎖の中では上位に位置します。

家畜の飼料への農薬使用や遺伝子組み換え作物の使用、家畜の飲み水の汚染、魚でいえば放射性物質や工業排水などによる海洋汚染など、人間が避ける類の物質が生産・流通の過程や食物連鎖の中で動物の体内に濃く蓄積されている可能性があります。

植物性の食品でもそのような恐れはありますが、動物性の方がリスクが圧倒的に高いという点で排除によりメリットがあることは明らかです。

 

3. 消化と吸収効率のアップ

最後に消化と吸収です。

動物性の食品は植物性の食品と比較して、消化により多くのエネルギーを要します。人間は食べ物を摂取し、消化、吸収する事によってエネルギーを得ます。

この時考えるべき事は、消化に必要なエネルギーまで考慮するということです。

例えば、量として10のエネルギーを摂取しても消化に7のエネルギーを使えば、残るエネルギーは3です。逆に10のエネルギーを摂取して、消化に3のエネルギーしか使わなければ7のエネルギーが残ります。

消化により掛かるカラダへの負荷を減らしながら、効率よくエネルギーを得る為には植物性の食品の方が好ましいのです。

消化によい食事が中心のヴィーガン的なプラントベースの食事ではこれが実現できます。

副次的に消化が早いことにより、良質な睡眠ができるなどというメリットもあります。

植物性の食品の中には、グルテンなど消化に良いと言えない食品もある為、注意が必要です。これはグルテンフリーの記事で説明します。

 

まとめ

いかがでしたか?

フライドポテトやポテトチップスのようなジャンクなプラントベースの食べ物ではなく、栄養を損なっていない肥沃な土壌で育てられ、できる限りオーガニックなプラントベースの食事により実現される健康メリットは確かに存在するのです。

 

 

 

RECCOMENDED POSTS

CATEGORY

  • BLOGS (112)
  • VEGAN COLLECTIVE (1)
  • VEGAN101 (13)