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クルエルティーフリーとは?美しさに動物の犠牲は必要か


クルエルティーフリーとは

ヴィーガンの主義は食べ物だけでなく、自らが生きていく上で必要な物や活動において、動物を殺生したり、苦しめたりしないことを原則にしています。

私達の身の回りには、動物の犠牲によって製品化されたものが溢れています。

レザージャケットやかばん、シューズなど原料として使用が明らかなものに留まらず、化粧品や医薬品など、製品化された物を見ても動物が犠牲になっているのかがわからないものも多く存在します。

クルエルティ(Cruelty)フリーとは、直訳すると「残酷さがない」という意味で、原料の確保のために動物を殺したり、安全性の検証の為に動物実験を行わないで、製品化するポリシーです。このポリシーはヴィーガンのそれとも合致しており、欧米のヴィーガン商品を扱うショップなどでは、このようなクルエルティフリーの商品を販売しています。

なかなか知る機会の無い動物実験の実態

動物実験という言葉は聞いたことはあっても、具体的に想像できる人は多くないかもしれません。

この残酷さは目を覆いたくなるものです。動物実験の代表と言えば、ねずみとうさぎです。

クルエルティフリーやHumane Cosmetic Standard(人道的な化粧品基準)などの認証マークではうさぎがモチーフになっていることがあります。動物実験で行われている例を少し紹介すると、目薬の毒性を調べる為に、うさぎに点眼し影響を見るというようなものです。

毒性のある成分は、うさぎの目に赤みや猛烈な痛みを強い、更にうさぎは目を掻いたりできないように、固定され痛みに耐えられず暴れ苦しみます。

また、発毛剤や、美白成分のある化粧品をテストするために、毛を剃られ、地肌に薬剤を塗られたり、誤飲によって強い毒性が発生しないかを確認するために投与されることもあります。

安全性を確認するための試験なので、当然安全でないものもあり、これらの実験に使われる動物達は、痛みに苦しみ、そして死んでいきます。

諸外国ではすでに禁止する動きが。遅れを取る日本

EUでは、他の先進国に先駆け、長年に渡って残酷な動物実験に異議を唱ていました。動物実験の禁止だけでなく、動物実験を行った化粧品の販売停止を目指しています。

貿易摩擦や安全性の追求を言い訳に、化粧品メーカーの反対や圧力がありましたが、化粧品における動物実験は全面禁止となりました。

アメリカでは、Humane Cosmetics Act(人道的化粧品法)が繰り返し議会に提出され、可決に近づいています。

そして日本では動物実験を直接的に禁止する法律はありません。諸外国で動物実験を行わない化粧品の開発が実現できているのに、何故日本でも実現できないのでしょうか?

詳しい説明を避けますが、日本で化粧品の動物実験が法律上求められるのは、「これまで使われた事がない、新たな成分を使う場合」です。何故、「新たな成分」が必要なのか?それは利益の追求の為です。つまり、もう動物実験を行わなくても化粧品を作ることはできるのです。

動物実験を減らす(Reduction)、実験による痛みを減らす(Refinment)、動物を使わない代替的な方法を用いる(Replacement)の3Rの原則というものがありますが、この中で動物を苦しめないのは、Replacementのみです。

 

次の記事では、日本でも日本語で購入することができる、クルエルティフリーの商品を一部紹介したいと思います。

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